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コブシとレオナルド

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サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の回廊のコブシ、満開です。
毎年このコブシを見ると、春だな~、って思います。
イタリア語では、magnolia stellata (マニョーリア・ステッラータ)、星のマグノリア。
つぼみが開く直前の形が赤ちゃんの握り拳に似ているから、日本語ではコブシというみたいです。
来年は、赤ちゃんの握り拳状態の時に写真を撮ってみよう。。。


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このお兄さんは、物思いに耽りながら(?)、スケッチしています。
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レオナルドも、このコブシを眺めながら(彼の時代にこのコブシの木がここにあったかは甚だ疑問ではありますが)、いろいろと考え事をしたのかしら・・・。
いろいろと、思い巡らしたのかしら・・・。

そんなレオナルドの頭の中を垣間見ることができる、展覧会開催中です。

レオナルドが膨大な手稿を残したのは有名な話。
現在は約8000ページが世界各地で保存されているといいます。
そのうちの1119ページがミラノのアンブロジアーナ図書館所蔵の『アトランティコ手稿』。その全てが去年から2015年までの間、アンブロジアーナ図書館とサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会のブラマンテ設計の聖具室にて公開されています。
3ヶ月ごとにテーマを変えての展示となっており、6月6日までは、建築家・祝祭演出家・デザイナーとしてのレオナルドにスポットを当ててあります。

でも、彼の頭の中を垣間見せてもらっても、私には、彼を理解することは到底無理です。
彼の直筆の手稿を間近で見るわけですから、彼に近づけるような気がするのですが、実際は全く逆です。益々彼は遠くなってしまいました。っというか、より崇高なものになってしまいました。理解しよう、なんてそんな大それたことは、思わなくなりました。


ここサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の聖具室は、8:30~19:00、月曜お休み。
入場料は10ユーロ、イヤホンガイドは1ユーロ(日本語あり)。
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とっても人懐っこい係りのおじさん。
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ちなみに、アンブロジアーナ図書館は、9:00~19:00、月曜お休み、入場料は15ユーロ。
両方見ることができる共通チケットは、20ユーロです。


ミラノ
田中利江子
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by maxguid | 2010-03-30 05:41 | 田中利江子さんの記事