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by maxguid
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期間限定「蝶々夫人展」

スフォルツェスコ城には12の博物館があります。
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歴史博物館など常設のものあれば、
期間限定で展示会も開いています。

現在、2010年1月10日まで展示しているのは、これ。
必見!「蝶々夫人展」です。
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何が必見かといえば、展示室の入り口に立ちふさがる巨大化した蝶々夫人。
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ここまで巨大化する必要があるのか謎ですが、
今や、お台場の実物大「ガンダム」と戦えるのは彼女くらいでしょう。

展示会は、日本庭園、日本家屋をイメージした作りで、
まるで蝶々夫人のオペラに迷い込んだ錯覚さえ感じます。

ただし、今から100年前、日本など行ったことのない人たちが、
限られた資料の中からイメージを膨らませた「日本」です。

「本当はこんなのじゃない!」と絶対に一笑してはいけません。
日本文化に興味を持ち、広めて行こうと思ってくれたイタリア人に感謝です。

しかし、彼らの努力も虚しく終わりました。

舞台は長崎。
没落藩士令嬢の蝶々さんとアメリカ海軍士官ピンカートンとの恋愛悲劇。
1902年、プッチーニはパリ万博に足を運び意欲的にオペラの製作に取り掛かりましたが
1904年ミラノのスカラ座で初演では、大失敗に終わってしまいました…。

原因
①初演版では、第2幕の上演時間が1時間半!!…長すぎです。
②文化の異なる日本を題材にした作品であったため。
③「恥に生きるより名誉のために死ぬ」という結末。

以上の点において観客が違和感を覚えたという原因が挙げられています。

③に特に注目ですが、イタリア人の女性なら
「恥に生きるより、名誉のために旦那を殺す」でしょうから浮気も命がけ、
蝶々夫人の行動パターンは、イタリア男にとって「謎」でしたでしょうね。

館内にはアリア「ある晴れた日に」が流れていますが、
蝶々夫人の登場する嫁入りの音楽の方が私は好きなんです。
http://www.youtube.com/watch?v=vYuo0w5ow4U

これから起こる悲劇など微塵も感じさせない、
彼女の「幸せ絶頂期」が見事に表現されています。

旦那の帰りをひたすら待つ意志の強い日本人女性、
潔癖なほど純粋な愛を貫くヒューマニズムを印象付けながらも、
ドゥオーモ広場の王宮で同時期に開催されている春画展って…。

題して「江戸時代の芸術とエロス」。
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こちらも興味があります。
何が興味があるって?イタリア人がどんな反応をするかです。

お問い合わせは、マックス・ハーベスト社まで。
http://www.maxharvest-travel.com/


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ミラノ、川倉 靖
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by maxguid | 2009-11-15 19:47 | 川倉靖さんの記事